東海眼科 TOKAI EYE CLINIC

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カラーコンタクト について

知らないと危険!安全にオシャレなカラコンを楽しむ方法

気軽に印象を変えることができて、ファッションに取り入れられることも多くなってきたカラーコンタクト。

目の色を変えるのはもちろん、最近では黒目の周りを縁取るように着色されて瞳がくっきりと強調されるタイプや、
星などの柄がデザインされた“柄コンタイプ”など、種類やサイズもさまざまです。

ただし、安全な商品をきちんと理解したうえで装用しないと、大きなトラブルの原因にもなります。

カラコン初心者が押さえておくべきポイントや、自分に似合うカラコン選びまで、カラコン大特集!

1.つけるなら知っておきたいカラコンの危険性

おそらく多くの方が「カラコンは危険!」というフレーズを一度は聞いた事があるでしょう。

しかし、カラコン愛用者は年々増え続けており、それに伴ってカラコンで被害を受けた人も急増しています。

厚生労働省によると、カラコン愛用者の約80万人が「何かしら目の異常を訴えている」と発表しました。

では、カラコンはなぜ危険なのでしょうか?大きく分けると「酸素透過性」と「色落ち」が原因だと言えるでしょう。

1-1.色落ちする粗悪品がたくさん!?

TwitterなどのSNSでも話題になった、カラコンの色落ち。

綿棒で数十回擦っただけでかなり色落ちしてしまうカラコンの画像を見ると、目に入れるのが少し怖くなりますよね。

カラコンに使われている色素は主に金属からの色素である場合が多いようです。

だから。金属アレルギーの人はなおさらカラコンの使用を控えたほうが良いかもしれません。

色素が直接目に入らないような製法(サンドウィッチ製法)だから大丈夫だといっても、
目の中でレンズが破れて色素が漏れ出す危険性もあるのです。

1-2.粗悪なカラコンの酸素透過性はかな〜り低い!

コンタクトレンズを愛用している人であれば馴染みのある「酸素透過性」。

コンタクトレンズがどの程度酸素を通すのかというのを数値化したもので、コンタクトを選ぶうえでとても重要な数値です。

ざっくりですが、普通のコンタクトレンズに比べて、カラコンの酸素透過性は1/5程度しかありません。

さらに、ネットや雑貨で安く売られているカラコンにいたっては、普通のコンタクトレンズの1/10以下しか酸素を通さない商品も多く存在します。

一般的に、1日中(12時間程度)連続使用することを想定した場合、酸素透過性の数値が最低でも20~23以上の物を使用すべきだとされています。

目も呼吸をしているのでカラコンを付けた目は常に酸欠状態に!?酸素を求めて白目の毛細血管が膨張し目の充血を引き起こしてしまいます。

1-3.カラコン依存症!?

「スッピンでもカラコンは絶対につける」「カラコンしないとメイクが濃くなる」など、
若い女性のなかではカラコンなしでは外に出られない!なんて声もチラホラ。

カラコンの恐ろしいところは、その依存度の高さにもあります。

「もっと可愛く、きれいになりたい!!」だから、目がちょっとかゆい、ゴロゴロする、痛いくらい大丈夫・・・。と無理をしてしまいがち。

それが、目の病気や悪くすれば失明等につながってしまうのです。あなたは大丈夫ですか?

2.実は怖い!粗悪品も多く出回っているカラコンの実態

日本では、カラコンが2011年2月に「高度管理医療機器」に定められました。

国から承認を受けないと2月以降には販売不可となるという話を聞き、臨床実験を十分に行わないまま「かけこみ」で
規制がかかる前に慌てて承認をもらった、というレンズの種類が数多く存在しているという怖い話もあるようです。

さらに、カラコンのレンズの素材には注意。レンズに使われている素材の多くは日本製ではなく、海外からの輸入品。

日本では「安全性が明確ではないので使用していない」とされているレンズも、海外では当たり前に使用されているみたい。

トラブルを起こして眼科に駆け込む人たちが利用しているレンズのほとんどは、インターネットなどで購入されたものだそうで、
なかには海外からの輸入品も多いとのこと。

安全性があってこそのオシャレ!正しいレンズ選びだけはしっかりしましょう。

3.ここに気をつけよう!安全なカラコン選びと使い方

テレビや雑誌に取り上げられ、ますます増えていくカラコンユーザーですが、価格・デザイン・つけ心地など、選ぶポイントはたくさんあります。

「どんな所に注意してカラコンを選べば安全なの?」そんな方のために、安全に使えるカラコンを選ぶためのポイントをご紹介します。

3-1.毎日使うならワンデータイプが清潔でおすすめ

ホコリや小さなゴミ、目に見えない大きさの有害物質がレンズに付着しても、使い捨てであるワンデータイプであれば、
毎日100%安全で清潔な状態のレンズにつけ替えることができます。

3-2.高度管理医療機器承認番号があれば日本基準を満たしている証

これまで雑貨として扱われて、どこでも誰でも簡単に手に入れることができていたカラコンですが、現在は「高度管理医療機器」として扱われています。

「高度管理医療機器」とは、薬事法に基づいて副作用や機器の機能に障害が生じた場合、生命や健康に重大な影響を与えるおそれがあるため、
適正な管理が必要な医療機器として分類されたもののこと。日本の安全基準をクリアして販売されていれば、
パッケージのどこかに「高度管理医療機器承認番号」が記載されています。通販サイトでも同様です。このチェックは欠かさず行ないましょう。

3-3.ドライアイならチェックすべき酸素透過性の重要性

カラコンは通常のコンタクトレンズに比べて酸素透過性は低いですが、そのなかでも(Dk/L値)が高い=酸素を通すものを選ぶのも1つの手です。

パッケージのどこかに(Dk/L値)という単位で記載されているので、カラコンの比較のポイントにしておきましょう。

3-4.なんと言っても安全な取扱いを!

つける前にレンズに傷がないかを確認する。清潔な手でつける。使用期限を守る。

使い捨てでないタイプの場合は、毎日の洗浄・すすぎ・消毒をしっかり行う。

まだまだたくさんありますが、お手入れを怠らずレンズを清潔に保つことが、
安全なカラコンライフを楽しむ最低限のルールであるのは言うまでもありません。

4.まとめ

カラコンで確実に狙った雰囲気になりたいなら、色・サイズ・モデルにこだわって正しく選ぶべき。

正しいカラコンの選び方をおさえるだけで、最近流行りの表情や憧れのあの子の目に近づけるハズ。

でも、正しい選び方と使い方を知らないとカラコンが危険なことも確か。眼の健康のためにも、正しく安全にカラーコンタクトを使いこなしましょう!

※参考「コンタクトレンズのアイスペース・知らないと危険!安全にオシャレなカラコンを楽しむ方法」から